ろくでなし賛歌 side:D [パーベル学パロ]

パーベル学パロ番外編その2!!ダイヤモンドダストというよりはクララとレアン。
本編の後日談。これで「ろくでなし」は完結、です!
案外楽しいんでネタが浮かんだら設定使って何か書く…かも…しれない…(爆)
そのときはちゃんと設定書いてカテゴリも分けようかと^^;


あ、空パチの方ありがとうございます!励みに頑張らせていただきます!!



では、続きからどうぞー。会話文なので案外短め。









ーーー某日・正午  とあるファーストフード店での女子高生の会話より


「あー!もー!!」
「どしたの?いつも以上にトゲトゲしてるわねぇ」
「聞いてよ。前にベルガの家に遊びに行ったときの事話したでしょ?」
「ああ。なんか非常識な家出野郎がいたとかなんとか?」
「そう。それ。なんかいろいろ解決したらしいから言うけど、そいつアンタんとこのバンダナ野郎だったのよ」
「…バンダナ…?……バンダナ……は!?へ!?ネッパー!!?」
「そういえばそんな名前だったわね」
「っていうかなんで教えてくれなかったのよ!家皆で心配してたのに!」
「すぐチクってやりたかったけどしょうがないじゃない。ベルガが言うなって…」
「前から思ってたんだけどさ。クララってベルガの事好きなの?」
「え?好きだけど?」
「そんなあっさりと…!」
「別に恋愛感情云々じゃない…と、思うのよ。家族の中で抜きん出て好きなだけ」
「ふうん。あたしてっきりそのときベルガが知らない人と同居してたから怒ってたのかと思ってた」
「まあ、それもあったんだけど。ベルガに迷惑かけてるあいつが純粋に許せなかっただけよ」
「どうも家のがすみませんねぇ」
「レアンのせいじゃないわよ。アレが悪いだけ」
「アレって…」
「ベルガは優しいもの。だから私も大好きだし、家族全員ベルガが好きよ?
 だからこそ、大好きな家族だからこそ幸せでいてほしいのよ」
「うん」
「だから、あいつがベルガの優しさにつけこんでるって思ったから腹がたったの」
「…………」
「でも、私の杞憂だったのかしら」
「え?」
「ベルガね、最近凄く幸せそうなのよ。年末に帰って来たときはどこか沈んでたんだけど、
 ネッパーがそっちに帰って来て、またどこかにお世話になりに行った。ってあたりから」
「…やっぱ、ネッパー家出先に戻ってたんだ」
「何?そっちには行き先言ってないの?」
「うん」
「何それ」
「でも、『好きな奴のとこに行ってくる』って言ってたらしいよ」
「……………やっぱり、」
「…あ、あれ?ちょっとまって。話整理するとネッパーはベルガの事好きってこと?」
「に、なるわねぇ」
「え!?待って!男同士なんだけど!」
「…世の中にはね、そう言う世界もあるのよ」
「えぇええ!?」
「まあ、私はベルガの好きになる相手が男だろうが女だろうがは虫類だろうが構わないのよ」
「いや、最後はまずくない?ってかなんでは虫類?」
「ベルガが幸せになれるなら、私は何にも口出しするつもりないわ」
「あれ?スルー?」
「…でも、あの野郎にそんな甲斐性があるとは思えないから嫌なのよッ!!」
「…あー…まあ、ネッパーは、ねぇ…」
「なんであれなわけ!?どうしてあんなふらふらした奴な訳!?
 絶対面倒見の言いベルガの母性本能刺激してるだけなんだから!!」
「ちょっ…!落ち着こうクララ!!男にはそんなに母性本能ないよ!つか母でもないし!!クララ!?クララ!?」
「………ごめん。少し興奮しすぎたわ…」
「少しどころかかなりでしたけど。周りの視線が刺さるんですけど」
「……………とにかく、私は納得できてないんだけど、ベルガがね、幸せそうだから…」
「ああ。まんざらでもなさそうなんだ?」
「ええ。だから、私何も言えなくて。まあたまに遊びに行って監視はしてるんだけど」
「監視って……。うん。でもネッパーもたまに戻ってくるけど案外上機嫌よ」
「…くっついちゃってるのかなぁ。もう」
「あ、でもね。前にヒートとネッパーの話たまたま聞いちゃったんだけど」
「うん?」
「告白、してないみたい」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………………………はぁああ!!?」
「はあ」
「…え、マジ?」
「マジマジ」


「……それで、あの雰囲気な訳……?訳わかんない…」




END……?




****************************
…はい、後日談。ということで2人の会話でした。客観的に見たパーベル。

長いことお付き合いいただきありがとうございました!!…ま、まさかセレスト以上の長さになるとは…!
なんの前触れもなく「あ、パーベルで学パロやりたい」と受信した勢いのまま始まった訳ですが…
カプ自体マイナーなんで自己満足で終わるだろうと思いきや案外温かい反応いただけて感無量でございます^^*
なんか最後グダってしまった気がしないでもないですが…!そこだけはすみません!
「ろくでなしの歌」としては完結ですが、学パロ自体は設定が案外気に入っているのでいつかまたやらかすかもしれません←
そのときはまた、生暖かい目で見守っていただければな、と思います…!!


では、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!今思えばイナズマ初のパロ…(笑)
感想などいただけると嬉しいです^^*

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